クレジットカード現金化業界には詐欺を働くような悪質業者がたくさんいます。利用する時はそのようなところを見極めて避けなければ、大きなトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

たとえば、よくある手口としては以下のようなものがあります。このような犯罪は年々減少傾向にあるものの、まだまだ安心はできない状態です。

  • クレジットカードの情報を伝えた後音信不通になる
  • 説明よりも少ない額しか振り込まれない
  • 個人情報を他の悪質業者に転売される
  • 闇金などに勧誘される

相談件数は減ってはいるが被害者は出続けている

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消費者センターのインターネット版でもあるPIO-NETによると、クレジットカード現金化に関する相談件数は2010年代初期がピークで、年間500件以上ありました。しかし、その後は警察の取り締まりが進み、現在は年間100件前後にまで落ち着いています。

だからと言って「安全だ」というわけではありません。相談件数が減ったのは、情報共有が進み、各利用者がより安全な業者を使うようになったことも要因になっているためです。

つまり、「大丈夫だ」などと油断して使うと、今まで通り被害に遭うかもしれないということです。どのような世情でも危険であることには変わりないため、公式サイトや口コミなどで念入りに調査することは必須です。

また、悪質業者が詐欺罪などで逮捕されているからと言って、かならずしも数が減っているとはかぎりません。特に近年は多くの方がネットビジネスを始めています。実店舗と違って実態がないため、開業はとても簡単です。

「割の良い商売だ」と思ってモラルの低い新規企業が参入してくることだって十分に考えられます。クレジットカード現金化業界において、「歴史が古いところを使うべし」という格言があるのはこのことが理由でもあります。
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それ以外には、家族の利用にも注意したいところです。PIO-NETの相談内容によると、「自分の息子がこっそり申し込んでいた」という事例もあるようです。経済的に自立していない年齢なら、電話を掛けるだけで数万円もお金が入ることはさぞ魅力的でしょう。

ほとんどの業者でクーリングオフは適用されません。そのため、対処法は最初から使わないようすることしかありません。ブラウザやプロパイダーには悪質コンテンツをブロックするフィルター機能がありますが、かならずしも完璧とはかぎりません。

また、子供が自立した時に使い始めてトラブルに遭う可能性も考えられます。「出会い系サイトやアダルトサイトは注意」というよくあるネチケット教育に、クレジットカード現金化についても加えることがベストな方法でしょう。

経済産業省でも注意喚起している

クレジットカード現金化にたいして取り組んでいるのは、消費者センターだけではありません。経済産業省が日本クレジット協会を通じて、業界全体の取り組みを推進しています。日本の行政機関が直接動くほどの社会問題に発展しているということです。

活動内容としては以下のようなものがあります。具体的には上記機関の公式サイトで見られます。仕組みや危険性についても分かりやすくまとめられているため、利用前はぜひともチェックしておきましょう。

  • 消費者への周知
  • 苦情や相談などの受付
  • 業者への警告
  • 実店舗の立て看板にたいする撤去要請
  • クレジットカード加盟店の調査

「騙された」と思ったらすぐに相談

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現金化で万が一トラブルに遭った時は、すぐに消費者センターや日本クレジット協会などの組織に問い合わせましょう。「情報をまとめて警察に届け出ること」など、然るべき対処法を教えてくれます。


問題点は、相談することで現金化してることがバレてしまうことでしょう。現状、法律的には罪に問われないものの、カードの利用停止や自己破産不可など、相応のペナルティーは逃れられません。

クレジットカード現金化は相談しにくい?

上記のような重いペナルティーがあることから、「詐欺に遭った。だけど相談できない」という方がたくさんいます。しかし、そのままでいると被害がますます深刻になるばかり。それでも誰も助けてくれず、1人で悩むしかありません。

トラブル時はけっして抱え込まず、すぐに問い合わせましょう。消費者センターや日本クレジット協会の職員はその道のプロです。最適な対処法を教えてくれますし、話すことで不安も和らぐはずです。

「どうしてもペナルティーを受けたくない!」という方はクレジットカード現金化を使わないほうが懸命です。最初から商品を買うためのツールとして、正しい使い方をしましょう。

クレジットカード現金化における悪質業者はさまざまな手口で利用者を貶めてきます。その数は年々減少を続けているものの、けっして安心できるものではありません。万が一騙されてしまった時は、すぐに然るべき場所に相談するようにしましょう。