Yahoo!知恵袋にはクレジットカードの現金化に関する様々な質問と回答が寄せられています。
現金化では取引にまだまだわからないところや不安なところが多いため、実際に依頼する前に疑問点を知恵袋で確かめた上で利用しようと考えている方が多い傾向があるようです。

しかし残念ながら、回答の信憑性はあまり高いものではありません。
なぜなら、知恵袋の回答者は実際に現金化を行ったことがある方だけでなく、業者によるサクラや憶測による回答も数多く含まれているからです。
予備知識のない方が信頼に値する回答とそうでないものを見分けることは大変難しく、結果として間違った情報を信じてしまう可能性が十分に考えられます。

そうなると、デメリットも大きなものとなってしまいます。
例えば、あまり心配する必要がないところで用心を重ねてしまった結果、実際に現金化を行う前に何十もの業者のHPを回遊する方が少なくありません。
また誤った情報を信じてしまったために優良業者を候補から外し、条件のあまり良くない業者へ依頼することになってしまった例もあります。
これを防ぐには、知恵袋の質問と回答を参考にする一方で、より確かな情報も頭に入れておくことが大切です。
そこで今回は、知恵袋でよく見かけるクレジットカード現金化に関する疑問と、それに対する正しい答えをご紹介致します。

クレジットカードの現金化は カードを業者に売るということ?

南京錠とクレジットカード

まずはクレジットカード現金化の仕組みについての疑問です。

「現金化」と耳にして、カードそのものを業者へ売り渡すと考えている方を知恵袋では多く見かけます。
それに加えて、カードを売り渡してしまうことによって、一度現金化を行ったらもうカードを利用することはできないのではないかという不安の声も多く寄せられています。
しかしご安心ください。クレジットカードの現金化ではカードを売る必要は一切ありません。

現金化は利用者にとってはただの商品購入に過ぎない

多くの業者では通常、特定の商品券やブランド品をクレジットカードで購入し、それを業者が直接買い取って現金化を行います。
つまり、顧客はあくまでクレジットカード加盟店で買い物をし、それを売るだけです。
翌月の支払日に請求金額を支払えばカードはこれまでと同じく問題なく使えますし、もし一括での支払いが難しい場合であれば、分割払いやリボ払いへ変更することも可能です。

また1枚のカードにつき現金化は1度だけといった制限ももちろんありません。
ショッピング枠に残高が残っていれば、必要な時に何度でも現金化を行うことができます。

現金化で逮捕された業者があると聞いたけれど 逮捕の理由は何?

クレジットカードの現金化では、過去に業者が逮捕されたことがあります。
ニュースで目にした方も多いことから、これらの業者がどのような理由で逮捕されたのか? 利用者も逮捕されてしまうことがあるのかを不安視している方が多いと見受けられます。

逮捕された業者は「貸金業者」と見なされていた

ボールペーンとクレジットカード

過去に業者が逮捕されたケースでは「商品売買を装った貸金業であること」が主な原因でした。
先にご紹介した通り、クレジットカードの現金化は金券や電化製品、ブランド品などの商品を購入し、それを業者が買い取ることで現金を得られる仕組みです。
多くの業者では仮に他の中古買取店や金券ショップで売却したとしても、十分に値打ちのあるものを買取商品として取り扱っています。
しかし逮捕された業者では、100~200円程度のおもちゃのアクセサリーを数万円で顧客に購入させ、それを買い取ることで現金を渡していました。
まったく値打ちのないものを高値で売買することから、警察では商品の売買はあくまで形式的なものであり、業者の実態は貸金業者と同じであると判断したのです。

「手数料」としてはOKでも、「利息」ではNG

パトカー

また、それと同時に現金化によって業者が手にする手数料も逮捕の一因となりました。
クレジットカードの現金化では、換金額の10~20%程を実質的な手数料として業者へ支払います。これが商品売買による手数料であれば、何ら問題はありません。しかし貸金業者の場合、「手数料」ではなく「利息」と見なされます。
貸金業者の利息は法律によって厳しい制限が課されています。例えば貸付額が50万円未満の場合、18.0%以上の利息を取ることはできません。
つまり、先の現金化業者は20~30%の利息を取っている違法な貸金業者と見なされ、出資法にも違反していると警察に判断されたのです。

これにより、貸金業法と出資法にそれぞれ違反していることから、過去に2つの業者が逮捕されました。

なお、過去2回逮捕されたのはいずれも不正な現金化を手がけた業者のみです。
利用者はそもそも商品を購入し、それを売却しただけですので法律に触れることは全くありません。

現金化とキャッシングの利用にはどんな違いがある?

クレジットカード

クレジットカードには元々キャッシング機能が備わっているカードがあります。
この機能を使えばカードローンと同じ感覚で現金を借り入れることができるため、業者を介して現金化をわざわざ利用する必要はあまり感じないかもしれません。
このキャッシング機能と現金化にはどのような違いがあるのでしょうか?

利用する枠に違いがある

2つの違いは主に、利用する枠にあります。
クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの枠があり、キャッシングでは主に後者を利用します。
キャッシング用の枠は総量規制と呼ばれる規制がかかっており、年収の1/3までしか設定してもらうことができません。
また利用にあたっては給与明細や源泉徴収票などの収入証明書の提出が必要であったり、カード会社による審査も厳しいなど、いろいろと利用するにあたって様々なハードルがあります。
加えて、借入ができる金額もごく少額に制限される傾向があるのです。

ショッピング枠は規制が緩く、利用できる金額も大きい

たくさんのクレジットカード

一方、現金化で利用するのはショッピング枠です。この枠にも割賦販売法による規制こそありますが、キャッシング枠ほど厳しい制限があるわけではありません。
利用実績さえあれば年収の1/3どころか、年収以上の枠を設けてもらうことも可能です。
そのため、ショッピング枠の現金化ではキャッシングの利用よりも多くの現金を入手することができます。
10~20%程の手数料を支払わなければならないのがネックですが、利用にあたっての厳しい審査も特にないため、新たなキャッシングの申し込みや審査に不安がある方でも安心して利用できるのが嬉しいポイントです。

安全に現金化を行うには 正しい知識を身に付けることが大切

知恵袋でよく目にする、クレジットカードの現金化に関する疑問についてご紹介いたしました。
現金化の仕組みや適法性については不安になる方も多く、知恵袋では特に多くの質問と回答が寄せられています。
いずれも少々難しい内容ではありますが、これらをあらかじめ知っておけば、悪徳業者を弾く頼もしいフィルターにもなってくれます。
たとえば現金化の仕組みをちゃんと知っていれば、必要以上に多くの個人情報を求めてくる業者や、全く値打ちのない商品を売買する業者を候補から外すことができます。
個人情報の不正入手を目的とした悪徳業者やみなし貸金業者を弾くことができれば、現金化を行う上での安全性は非常に高い物になることが期待できますからね。
また必要な金額により、カードに基からついているキャッシング機能と比べてどちらが最適かを比べることも可能です。

このように、正しい知識を身に付けていれば現金化をより安全に行うことができるようになります。
一手間かかってしまうことは否めませんが、安心して優良業者へ現金化を依頼するためにも、一度これらの基礎知識を身につけられることをおすすめ致します。