誰でも簡単にクレジットカードを作れる今の時代ですが、いざ作ろうとすると情報や選択肢が多すぎて戸惑うのではないでしょうか?
これから1枚目のクレジットカードを作る予定の初心者向けに、まずはどこでカードを作れば良いのか、どうやって申し込むのか、といった作り方の基本を解説します。

クレジットカードを差し出す女性

クレジットカードはどこで作れる?

クレジットカードを作るには、店頭で申し込む方法と、ネットで申し込む方法があります。
店頭の場合、銀行窓口の他、スーパーやコンビニ、量販店といった身近な店舗でも受け付けています。

窓口によっては申込み方法や審査基準が異なっていて、手数料やポイント還元率に差が出ることがあります。
なので、発行スピードや手軽さ、ポイント・特典の充実度、といった点にこだわるのであれば、どこでも良いわけではありません。
それぞれのメリットとデメリットを比較し、自分ならどこで申し込むのが良いのかを判断する決め手にしましょう。

銀行窓口で申し込む場合

メリット

申込書の作成がスムーズ

銀行窓口であれば、申込書の記入でわからない点があってもその場ですぐ説明を聞けるので、クレジットカード初心者でも安心です。
また、その銀行に口座を持っていれば、引き落とし口座の設定がスムーズにできます。

借入と返済の手数料が無料になる

銀行ATMでクレジットカードを利用する際に、銀行やカードの種類によっては、借入と返済の両方で手数料が無料になることがあります。

キャッシュカードと統一できる

同じ銀行でクレジットカードとキャッシュカードを作ると、2枚のカードを一体化して1枚のカードにすることができます。
銀行引き出しや買い物、キャッシングが1枚のカードで済むというメリットがあります。

デメリット

営業時間が限られている

ほとんどの銀行では平日のみ営業で、営業時間は午後3時までであり、他の店舗より早く閉まってしまいます。
平日昼間に仕事のある人は、なかなか申込みの機会が作れないかもしれません。

店舗で申し込む場合

メリット

審査の基準がやさしい

スーパーやコンビニが発行するカードはいわゆる「流通系カード」と呼ばれ、これらはより発行枚数を増やすことを目指しています。
カード会員が多いほど、ポイントや特典といったメリットに惹かれて買い物をする人が増え、売上につながるからです。
このため審査は簡単になり、誰でも作りやすいという特徴があります。

特定の店舗でポイントが優遇される

流通系のカードには、特定の系列の店舗でポイントが溜まりやすいという特典があります。
何度も利用する店舗ほど、ポイントがどんどん増えるため、行きつけの店舗のカードはぜひ作成しておくと良いでしょう。

クレジットカードとポイントカードを一体化できる

店舗によっては、ポイントカードと一体になったクレジットカードを発行しています。
カードの所持枚数を減らしたいのでれば、ポイントカードを持っている行きつけの店舗で一体型カードを作成するのがおすすめです。

デメリット

ポイントが貯まりやすい店舗が限られる

ある店舗が発行するカードを作成した場合、その店舗の系列店でしか高還元率にならないことが多いです。
カード会社にもよりますが、他のお店ではポイントが貯まりにくいため、カードの利用範囲が広い人や、どんどんポイントを貯めたい人には向きません。

ネットで申し込む場合

メリット

キャンペーンが充実している

ネット申し込みでは、ネット限定の特典やキャンペーンが充実しています。
銀行や窓口の営業よりも、最新のキャンペーン情報を受け取りやすく、ベストなタイミングで申し込めるチャンスが大きいです。

多数のカードを比較検討できる

店頭で申し込む場合、取扱いできるクレジットカードの種類は限られています。
ネットではどんなカードも自由に選べますし、納得するまでじっくり検討できるので、後悔することは少ないでしょう。

高還元率のカードが多い

ネット限定のクレジットカードは、ポイントが貯まるお店の種類が多く、しかも高還元率です。
店舗営業よりも運営費用を削減できるので、その分をポイントとして還元できるためでしょう。

24時間365日営業している

オンラインなら店舗の営業時間に関係なくいつでも申込みできるので、忙しい人でも気軽にクレジットカードを作れます。

審査からカード発行までのスピードが早い

オンラインならではのスピードにより、カードによっては最短即日で発行が可能です。
急いでいるときには、断然ネット申し込みが有利でしょう。

デメリット

対面で質問や相談ができない

銀行員や店員と対面で申し込まなければ不安、という人にはネット申し込みは向かないかもしれません。
ですが、ネットでもメールやチャット、電話でのサポートを利用すれば、手続きで困ることはないでしょう。

以上、各窓口のメリット・デメリットを比較してみると、特にネット申し込みにメリットが多いことがわかります。
銀行や店舗にこだわりがなければ、ネット申込みが一番簡単で特典が多いので、おすすめです。

銀行窓口でのクレジットカードの作り方

銀行の窓口

申込みの流れ(即日発行できるカードあり)

銀行では、営業時間(午前10時~午後3時)までの間、窓口にてクレジットカード申込みを受け付けています。
大手銀行では、整理券を受け取って順番を待つ必要があります。

  1. 受付で銀行員の説明に従い、申込み手続きを行います。
  2. その場で仮審査を行い、審査結果が出るまで待ちます。(約30分)
  3. 仮カードを店頭で受け取ります。(即日発行できるカードは、その場で正式カードを受け取ります。)
  4. 口座引落手続きを行います。(キャッシュカードが必要です)
  5. 本審査を行い、審査を通過すれば約2~3週間で正式カードを受け取ります。(本人限定受取郵便で送付されます。)

必要書類や持ち物

来店時には、以下の必要書類と持ち物を用意していきましょう。

  • 写真付きの本人確認書類(マイナンバーカード、免許証、パスポートなど)
  • 銀行のキャッシュカードまたは通帳
  • 銀行印(金融機関への届出印)

保険証や公共料金の領収証など、写真なしの本人確認書類を提出する場合は、複数点必要になる場合があります。
詳細は、銀行のHPや問い合わせで事前に確認しておきましょう。

銀行の審査の難易度は?

銀行のクレジットカード審査は、店舗やネットよりも基準が厳しく、
収入が安定している人でなければ審査に落ちやすいです。
気軽に申し込むにはハードルが高いですが、定職があって信用情報に傷のない人なら、通過するのはそれほど難しくはないでしょう。

申し込みを行う銀行に口座を持っている場合、預金額は審査に影響するかというと、実際はそんなことはありません。
預金額よりも「現在の収入が安定しているか」という点が重視されるので、預金額が多かったとしても無職や不安定な収入では申し込めないのです。

特に、三井住友やJCBなど一部のカードは非常に審査基準が厳しいことで知られています。
ですが、これらの会社でも一般カードや若年層向けカードなら、比較的審査は容易になります。

審査に通過するポイントと注意点は?

前提として、申込書類には絶対に嘘を書かないことです。
その場は申込みが通ったとしても、後で虚偽の記載が発覚した場合、その会社では絶対にカードを作れなくなってしまいます。

また、キャッシング枠はあまり高額にしすぎないようにしましょう。
給与振込口座や公共料金引き落とし口座などに指定している銀行なら、取引実績のおかげで審査の難易度は下がるはずです。

おすすめの銀行系クレジットカードは?

銀行系カードの中でも、審査が簡単と評判のおすすめクレジットカードを紹介します。

三井住友VISAクラシックカード

三井住友VISAクラシックカード

国内発行枚数がトップクラスの、三井住友銀行が発行するクレジットカードです。
年会費は初年度無料で、2年目以降も年1回のカード利用で無料になるという、手軽さが魅力です。

ミライノカード

ミライノカード

住信SBIネット銀行の発行するクレジットカードで、一般カードなら初年度年会費無料(2年目以降は年10万円以上のカード利用で無料、または年会費900円)になります。
住信SBIネット銀行に口座を持っているとポイント還元率が高くなる、お得なカードです。

店頭でのクレジットカードの作り方

申込みの流れ

流通系クレジットカードが申し込める店舗は、スーパーマーケット、コンビニや百貨店や量販店などです。
作りたいカードが決まっている場合は、そのカードを発行している系列の店舗で申込みができます。
例えば、「イオンカード」ならイオンモールのカウンターで、「MIカード」なら三越伊勢丹グループの店舗で申込みを受け付けています。
(これらのカードは、ネットからも申し込み可能です。)

  1. 店舗のカウンターに行き、カード申し込みを依頼します。
  2. 店員の案内に従い、申込書類へ記入します。
  3. その場ですぐに使える仮カードが発行されます。
  4. 後日、本人確認と審査を行い、正式カードの発行可否が決定されます。
  5. 申込みから約2~3週間で、正式カードが郵送で送付されます。

即日審査・即日発行が可能なカードであれば、申込み日当日に店頭窓口でカードを受け取ることができます。
例えば、イオンカードならネット申し込みの後、店頭でカードを発行できる「カード店頭受取りサービス」を実施しています。

店頭で即日発行を希望する場合は、まずはネットから申込みをして、オンラインで審査を完了させておきましょう。
店頭審査では、通常30~60分の審査時間や待ち時間を要するので、来店時間が遅くなったときや混雑しているときは、当日発行できない可能性があります。

オンライン申込みは、終業時間までに最低1時間以上の余裕を持って済ませましょう。
申込み受付後、約30~60分もすると審査結果がメールで通知されるので、後は店頭でカードを受け取るだけです。

必要書類や持ち物

店頭のカウンターで申し込む際は、以下の書類・持ち物を準備して行きましょう。

  • 本人確認書類(免許証、パスポート、保険証など)
  • 引き落とし口座の通帳
  • 電話(本人確認に必要です)

銀行申込みと同様、顔写真付き確認書類は1点のみの提出で良いですが、それ以外は2点の提出が必要です。

流通系カードの審査と難易度は?

流通系のカードは、銀行系のカードと比較して審査が易しく、専業主婦やアルバイトでも通りやすいのが特徴です。
年収が最低でも100万円以上はあれば、審査に通る確率は高いでしょう。

審査に通過するポイントと注意点は?

審査が簡単な流通系カードでも、多重申込みをしている人や、クレヒスに事故がある人は、審査に落ちてしまう可能性が大きいです。
審査の難易度を下げるためにキャッシング枠を下げる方法もありますが、流通系カードはそこまでしなくても、ほとんどの人が審査を通過します。
勤め始めたばかりの人は、まだ年収がはっきりしなくても、見込み年収を記載しておけば大丈夫です。
先述したように、流通系カードは発行枚数を少しでも増やしたいので、審査に通るのに特別なコツは必要ないのです。

おすすめの流通系クレジットカードは?

流通系カードの中でも、特に人気のおすすめクレジットカードを紹介します。

イオンカード

イオンカード

年会費が無料なのに、ポイント倍増・割引キャンペーンが豊富で、有料のカードにも劣らない恩恵があるカードです。
特に、「イオンカードセレクト」は電子マネー「WAON」へのチャージでポイントを2重に貯められてお得です。

セブンカードプラス

セブンカードプラス

セブンカードは、セブンイレブンをはじめ、イトーヨーカドーやデニーズなど、高還元率のお店が多いカードです。
初年度は年会費無料で、2年目以降は5万円以上の利用で無料になるので、これらのお店でよく買い物をする人ならぜひ持っておきたいカードです。

ネットでのクレジットカードの作り方

申込みの流れ

作成したいカードを発行する会社のウェブサイトにアクセスするだけで、24時間365日申込みが可能です。
申込みからカード発行までの流れは、以下の通りです。

  1. 申込みフォームに、個人情報(氏名・連絡先や職業・年収など)を記入します。
  2. 本人確認書類の画像をスマホのカメラで撮影し、画像データで送信します。(郵送も可能です)
  3. カード会社から本人確認の電話があります。
  4. 書類審査の結果が通知されます。
  5. 審査通過後、最短1~2日でカードが郵送されます。

ネット申し込みはすべてオンラインで完結するので、手元に本人確認書類やスマホがあればすぐに完了します。
急いでいる場合は、郵送ではなく店頭受取サービスを利用すると、本当に即日で発行が完了します。

ネット申し込みの審査と難易度は?

ネットからクレジットカードを申し込むと、最短即日で審査が完了することがほとんどです。
収入が安定していて、本人確認書類に不備がなく、クレヒスに怪しい点がなければ、審査に落ちることはそうそうありません。

ネット申込み可能なカード会社は多いので、会社によって審査の難易度は多少違いがあります。
ステイタスの高いクレジットカードは、やはり人を選びます。
審査の簡単なカード会社を選ぶなら、楽天カードや三井住友カード、三菱UFニコスといった発行枚数の多いカードを検討してみてはいかがでしょうか。

審査に通過するポイントと注意点は?

ネット申込みは手軽に手続きができるので、一度に沢山のカードに申し込む人が出てきます。
しかし、ネットでも多重申込みはNG行為で、厳しい会社だと審査に落とされる恐れがあります。
複数のカードが欲しい場合は一度に何件も申し込まず、最低でも2ヶ月以上は期間をあけて1枚ずつ申込みましょう。

銀行系、流通系、信販系、消費者金融系など、ネットでは様々なジャンルのカードが申し込めますが、一番審査が甘いのは流通系です。
まずは流通系カードで信用を作り始め、返済実績を築いた後で、銀行系など難易度が高いカードの申込みに挑戦するのがおすすめです。

ネットで作れるおすすめのクレジットカードは?

ネットで作れるカードは入会キャンペーンが充実しているのが特徴ですが、中でもお得感の高いキャンペーンを実施しているカードを紹介します。

楽天カード

楽天カード

発行枚数が1,000万枚を超える人気クレジットカードはで、楽天市場での利用でポイントが貯まりやすくなります。
入会・利用するだけで5,000円分の楽天ポイントが貰えるキャンペーンを実施しており、この特典目当てで申し込む人も多いです。

Yahoo!JAPANカード

Yahoo!JAPANカード

年会費永年無料で、Yahoo!JAPANのサービスがお得に使える特典付きのクレジットカードです。
入会と利用だけで、8,000円分のTポイントがもらえます。

他にも、「オリコカード」や「VIASOカード」といった、ポイントプレゼントやキャッシュバックなどのキャンペーンがお得なカードは、いくつも存在します。
これらのカードは年会費や発行手数料が無料にも関わらず、特典が豪華で利便性も高いので、カード初心者なら真っ先に作ることをおすすめします。