クレジットカードのポイントを貯めていく上で悩みのタネとなるものに、ポイントの有効期限があります。

頑張って沢山貯めたポイントも、期限切れになってしまっては何にも交換することが出来ません。それならば、最初からポイントに有効期限がないカードを選べば良いのですが…残念ながらポイント無期限のカードには、いくつかのデメリットが潜んでいます。

ポイントを貯めやすいカードを選ぶためには、ポイント有効期限があるカードとないカードのメリット・デメリットをそれぞれ把握し、その上で自分にはどれが合っているのかを見定めることが大切です。
またどうしても迷ってしまって決められない方には、還元率・有効期限ともに申し分ない1枚をおすすめします。いいとこ取りなカードは数が限られますが…1枚だけ、どなたにもオススメできるカードがあります。

今回はポイントの有効期限が存在しないクレジットカードと、失効が迫っているポイントの具体的な使用法、ポイントの有効期限と還元率の一長一短な関係性、そしてどのカードがいいか迷ってしまった方向けに、数少ないポイント無期限かつ高還元率な1枚をご紹介します。

ポイントの有効期限がないクレジットカードはあるの?

鉛筆とカレンダー

せっかくコツコツ貯めたポイントも、期限切れで失効となってしまってはもったいないものです。
これを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか?
最もシンプルな解決策として、そもそもポイントの有効期限がないクレジットカードを利用することが挙げられます。
「そんなカード、本当にあるの?」
そう疑問に思われるかもしれません。しかしご安心ください、ちゃんと存在します。
しかも1種類だけではなく複数あるため、最もご自身に合った1枚を選ぶことが出来ます。

セゾンカード その名の通り「永久不滅」なポイントを完備

クレディセゾンが発行するセゾンカードは、セゾン永久不滅ポイントを貯めることが出来るカードです。
このポイントは「永久不滅」の名前の通り期限がなく、カードを解約しない限りずっとため続けることが出来ます。

また、無期限であるためにコツコツと貯めていくことを想定し、ユニークな交換商品を数多く提供しているのもセゾンカードの面白いところです。
例えば名古屋空港で開催されている「無重力簡易実験プログラム」地球に居ながらにして宇宙空間と同じ無重力状態を体験できる人気プログラムが、ポイント交換特典として用意されています。
その他にも高級リゾート地での旅行やレース用自転車などユニークな商品が多く、長い目でポイントを貯めていく場合にはおすすめの1枚です。

また、実用的なポイント交換としてTポイントやAmazonギフト券、航空会社のマイルへの交換も出来るため、獲得したポイントは微塵も無駄にすることなく使い切れる点が嬉しいものです。

アメリカン・エキスプレス・カード 一度何かに交換すれば それ以降は無期限

アメリカン・エキスプレス・カード

世界的に高いステータスを誇ることで有名なアメリカン・エキスプレス。
実はポイントの有効期限を実質無期限にする裏技があることをご存知でしょうか?
アメックスのポイントは一応3年間の有効期限が設けられています。
しかし貯まったポイントを1度何かしらのアイテムに交換すると、それ以降はポイントの有効期限が撤廃され、セゾンの永久不滅ポイントと同じく無期限でポイントを貯め続けることが出来るのです。

もちろんポイントの使い勝手も申し分ありません。
マイレージやホテルポイント、その他提携ポイントプログラムのポイントへ交換することが出来るため、あらゆる場面でたまったポイントを活かすことが出来ます。

ダイナースクラブカード アメックスと同じく高ステータスでポイント無期限

アメリカン・エキスプレスと同じく高いステータスを有することで有名なダイナースカード。
このカードもまた、ポイントの有効期限が存在しません。
さらに航空会社のマイルへ交換するのであれば、100円分のポイントを1マイルに交換できるため、他のカードと比べて還元率も優れているところが魅力です。

高額な利用限度額と無期限のポイントプログラム、そして高い還元率と優れた点が揃い踏みなため、失効の心配をすることなく、じっくりポイントを貯めていきたいと考えている方にとってはまさにピッタリな1枚といえるでしょう。

ポイントが失効したらどうなるの? 期限切れ対策もご紹介

複数のクレジットカード

不幸にもポイントが失効してしまった場合、どんなにたくさん貯めていたとしても元に戻すことは出来ません。
これを防ぐためには、毎月の請求書やカード会員向けのページで手持ちのポイントの有効期限を確認し、期限到来前に「何に交換するか?」をあらかじめ考えておくことが必要となります。

例えばあらかじめ交換したい商品や他社ポイントが決まっていて、なおかつ有効期限が迫っている場合、普段現金で支払う買い物もカードを使うなどして利用額を少し増やし、必要なポイントを獲得したら有効期限前に交換を済ませてしまいましょう。

それが難しい場合には、より少ないポイント数で交換が出来る商品や他社ポイントを探します。
こうすることで無駄になってしまうポイントを最小限に抑えることが出来ます。

最近ではカタログ商品のほか、スターバックスカードのチャージやVISAプリペイドのチャージなど、少額で交換できてあらゆる場所で使える交換特典が増えつつあります。
ポイントの期限切れを迎える前にこれらをあらかじめ確認し、どれに交換するのが自分にとってベストなのかを決めておくことがオススメです。

ポイントの有効期限と還元率の関係

パソコンとクレジットカード

こうしてポイント有効期限のないカードと、期限切れ間近のポイントの対策法を見ていくと、最初からポイントに期限がないカードを申し込むのが一番じゃないの? と思われるでしょう。
確かに期限切れに頭を悩ませるのであれば、最初から無期限のカードを選ぶのが一番簡単な解決策です。

けれど残念ながら、ポイント無期限のカードはいいことばかりではありません。
期限切れの心配がない代わりに、これらのカードはポイントの還元率や高額な年会費など、いくつかのデメリットがあるからです。

無期限の代わりに還元率や年会費で難あり…

例えばセゾンカードとアメックスの場合、ポイントの還元率は0.5%と、お世辞にも高いものではありません。
少額のポイントを貯めて交換するのであれば気になりませんが、高額な商品や多くのマイルと交換する際には、他のカード以上に多額の利用が必要となります。

一方ダイナースはポイント還元率ではセゾンとアメックスよりも優れていますが、年会費は22,000円と非常に高価である点がネックです。よほど沢山のカード利用がなければ、この年会費の元を取ることは難しいでしょう。

このようにポイントの有効期限がないカードには、なかなかポイントを貯めることが難しいデメリットが潜んでいます。

期限ありの場合は高還元率や年会費無料のメリットがある

クレジットカード

その一方で高還元率のカードには皆揃って短い有効期限や高額な年会費などのデメリットがあるため、期限内の利用や年会費以上のポイント獲得など、こちらもいろいろと厳しいハードルが存在します。
有効期限と還元率、年会費。ポイントを貯めていく上では3つを念頭に置いて難しい選択をしなければいけません。

しかしながら1枚だけ、還元率が高くて有効期限も実質無期限のカードがあります。
それがテレビCMでおなじみの楽天カードです。

楽天カードは数少ない万能型カード

楽天カードは1%の十分な還元率を誇ることに加え、獲得したポイントは最終獲得日から1年間有効です。カードを継続的に使っていれば、実質無期限でポイントを貯め続けることが出来ます。

もちろんポイントの使い勝手も優秀そのものです。
楽天市場や楽天ブックスなどで利用できることに加え、電子マネーEdyへのチャージやプロント、カフェソラーレなどの飲食店での利用、コンビニでの買い物時にもポイントが使えるため、日常のあらゆる場面で貯めたポイントを利用できます。

特段厳しい入会審査も設けられていないため、発行難易度もそう高いものではありません。
期限を気にすることなく、十分な還元率のあるカードを使いたい方にとっては、まさに最適な1枚です。

クレジットカードのポイント有効期限は一長一短

クレジットカードとボールペン

楽天カードは例外的に年会費・還元率・有効期限のいずれも申し分ない1枚ですが、それ以外のカードはいずれもメリットとデメリットが共存しており、どちらを選ぶかでどうしても頭を悩ませてしまいます。

この場合、積極的なカード利用で有効期限内にポイントを貯めてしまうか、年会費の元を他の会員向け特典でとるなどの方法が効果的です。
そのためにはまず、普段のカード利用状況を把握することが重要です。
毎月どのくらいの金額をカード決済しているのか?それがわかれば、どんなカードを選ぶのが良いかが明らかになってきます。

多額のカード利用があるならば、有効期限があっても還元率の高いカードを選ぶのが一番です。
期限が到来する前に他社のポイントや商品に交換でき、頻繁な交換を意識さえすればポイントの期限切れを迎えてしまう心配がほとんどないからです。

一方、あまりカード利用がない場合にはポイント有効期限なしのカードが良いでしょう。
還元率が低いためにポイントをザクザクと貯めることは難しいのですが、長い目でコツコツと貯めていけば十分な額の航空会社マイルや他社ポイント、カタログ商品などと交換することが出来るからです。

各々の利用状況に合わせて、最適なカードを選んでいきましょう。

まとめ

クレジットカードのポイントと有効期限の関係について、ご紹介致しました。
ポイントが貯めやすいカードでは有効期限があり、無期限のカードでは年会費やポイント還元率などでデメリットがある。
このように一長一短の関係があると、どれを選べば良いのか迷ってしまわれることでしょう。

「このカードが一番だ!」
そう断言できる決定打の1枚は、残念ながら存在しません。普段のカードの利用状況によって、ベストな1枚はそれぞれ異なります。
従って、まずは少し面倒でも、普段の利用状況をチェックすることからはじめましょう。若干の手間かかりますが、その分自分にとって最適な1枚と巡り会える可能性はグッと高くなるからです。
それでもどうしても迷ってしまう時には、記事中で紹介した、万能型の楽天カードを選ぶのがおすすめです。
アメックスやダイナースのようなステータスはありませんが、十分な還元率がある一方で有効期限も年会費も存在しないカードはめったにありません。

確かにポイント有効期限があるカードでは、楽天の1.0%以上に高い還元率を誇るものも一定数存在します。
しかしデメリットがほとんどない万能型として、楽天カードより優れているカードはなかなか思い浮かびません。
なかなか「これだ!」と思えるカードが決まらない場合には、一度楽天カードを検討してみてはいかがでしょうか。